#28 re:Invent 2020, A100 GPUインスタンス, DockerHub pull制限

Abstract

re:Invent 2020申し込み開始, A100 GPUインスタンスのリリース, DockerHub pull制限を見落としていた件などについて話したよ。
小杉の音声が少し割れてしまったよ。

Date
2020-11-08 16:35

Show Notes

AWS re:Invent 2020 申し込み受け付け開始

11 月 30 日 (月) ~ 12 月 18 日 (金) オンラインで開催!参加無料

  • 日本語サイトは こちら
  • リアルタイムでのライブ配信スケジュールは こちら
    • 日本との時差+17時間。例えばPSTで11/6 01:00はJSTで11/6 18:00。
    • 最初の基調講演は12/1 8:00AM(PST)開始なので、日本で生放送を見るなら12/1 01:00AM(JST)。
    • 基調講演は全部1:00AM(JST)
  • アジアのタイムテーブル(再放送枠)は こちら
    • シンガポール時間で記載されてる。
    • 日本との時差+1時間。例えばSGTで10:00はJSTで11:00。
  • 日本人による日本語でのセッションもあり(現在予定は10セッション)
  • ライブ配信、再放送枠は日本語字幕なし。
    • 英語字幕はあるかも…?不明。
  • 毎週土曜日に字幕入り(基調講演, リーダーシップセッションのみ)のオンデマンド配信もある。
    • すべてがオンデマンド配信されるかは未定。
  • ブレイクアウトセッションが500以上。
    • オンデマンド, 字幕はないかも。
  • 期間中の毎週火, 水, 木は日本語に寄るDaily re:Capも開催予定。
  • オンライントレーニング企画あり。
  • オンラインを補完する目的なのか、 コミュニティ企画もある
  • セッションカタログは11月中旬公開予定。

LambdaがAmazon MQのイベントソースマッピングに対応

  • LambdaがAmazon MQのイベントソースマッピングに対応
  • SQSとMQ:機能は同じだが、業界標準のAPIやプロトコルに対応しているのはMQの方(SQSがAWS独自)
  • オンプレでActiveMQとかRabbitMQなどのブローカーエンジンを使ったシステムのマイグレーションとかの設計時に選択肢として用意しておくとよいのでは

Amazon CloudWatch launches Metrics Explorer

参考: CloudWatchダッシュボードをタグベースで簡単に作成できるMetrics Explorerがリリースされました

  • CWのダッシュボードが容易に追加できる
  • タグベースでメトリクスを表示できる

A100 GPUのクラウド提供開始

AWSでのA100 GPU提供

  • P4dインスタンスが新登場(GPU系インスタンス、P3の後継)
  • 最新Ampere世代のNVIDIA GPU
  • 大規模な機械学習, 科学技術計算用途
  • 対応サービスはEC2
  • バージニア北部とオレゴンのみ
  • 96CPU, 1.1TBメモリ, 8TB SSDの化け物インスタンス
  • 3400円/時間くらい。

GCPでのA100 GPU提供

  • プライベートアルファで申し込み必要。今年中にGAになる予定。
  • GCPではGPUの数などスペックを選べるっぽい。

Docker Hub、6カ月使われていないコンテナイメージの削除計画を保留に。従量課金ベースの料金プランを検討へ | Publickey

色々紆余曲折あり。

  • 無料プランで6ヶ月以上使われていないコンテナイメージを削除する計画は保留。
  • 11月からpull回数には制限開始。
    • 匿名ユーザからは100回 / 6時間まで
    • 認証済み無料ユーザは200回 / 6時間まで

ただし、 オープンソースプロジェクトのユーザは無料で制限なしにする。(申請が必要)

匿名ユーザはIPベースで回数制限を設けられるので、他人事ではない。
(会社のグローバルIP, CIツールのIPプール, クラウドサービスのグローバルIPなどが影響)

回避策としては以下。

  • docker loginする
    • 無料枠で足りない場合は有料プランを契約
  • DockerHub以外のレジストリサービスにpullするイメージを退避

現在自分に適用されている制限を確認するには以下。(参考: docker公式ドキュメント

ワンライナーで確認するGistあげました

# 匿名ユーザで確認する場合
$ TOKEN=$(curl "https://auth.docker.io/token?service=registry.docker.io&scope=repository:ratelimitpreview/test:pull" | jq -r .token)

# docker hubユーザで確認する場合
$ TOKEN=$(curl --user 'username:password' "https://auth.docker.io/token?service=registry.docker.io&scope=repository:ratelimitpreview/test:pull" | jq -r .token)

の後に

$ curl -v -H "Authorization: Bearer $TOKEN" https://registry-1.docker.io/v2/ratelimitpreview/test/manifests/latest 2>&1 | grep RateLimit

< RateLimit-Limit: 2500;w=21600
< RateLimit-Remaining: 2483;w=21600

上記、自分が試したときは2483回。w=は21600秒 = 6時間という意味。

AWSがDocker Hubの代替サービスを発表予告。パブリックにコンテナイメージを公開可能で50GBまで無料、AWSからなら何度でもプルし放題に | Publickey

  • 毎月50GBまでpush可能。
  • 匿名ユーザでpullする場合は毎月500GBの無料データ帯域幅。
    • Docker HubみたいにIPで制限するのか、など詳細は不明。
      今後アナウンスがあるとのこと。
  • AWSアカウントで認証すると毎月5TBデータ帯域幅まで無料。
    • ECRはプライベートのみ。
  • AWS上のワークロードであれば制限なし。
mukiudo
mukiudo
Software Engineer