小杉が時事ネタ + GCP Dataprocについて話したよ。駆け足でしゃべったから若干聞き苦しいかもごめんですよ。加藤は寝不足で声が暗いよ。
「誤解のないようにいうと、裁判所はこの時点でParlerによる実質的な基本的主張を棄却していない」。つまりこれは主張の内容を否定するものでも、それが実質的であることを仮定するものでもない。しかしParlerは、この種の法的介入の根拠を示すために必要なものを提示する には「程遠かった」
今回のAWSからのBANに対して、念の為補足しておくと少なくともAWSの主張としては「Parlerが暴力的なコンテンツをコントロールできなかったことによる利用規約違反」によってBANしているのであり、言語統制やなんらかの政治的な意図を伴ったBANではないということ。
それとは別に「テックジャイアントが力を持ちすぎている」ことに関する是非はずっと議論されており、これからもされると思われ。
この辺りの話については「 Off Topic」さんがとても分かりやすく話してくれているので、おすすめ。↓
ElasticsearchとKibanaのライセンスを、商用サービス化を制限するSSPLとElastic Licenseのデュアルライセンスに変更。 背景にはAWSがElasticsearchとKibanaをマネージドサービスとして提供し続けてきたことに対する反発が。
Elastic社のCEOがAWSにブチギレながらライセンス変更のアナウンスをしたブログが こちら
パブリッククラウドベンダーがOSSにフリーライドしている問題に対する動きは前々から活発化していた。(参考: 「Redis、MongoDB、Kafkaらが相次いで商用サービスを制限するライセンス変更。AWSなどクラウドベンダによる「オープンソースのいいとこ取り」に反発 | Publickey」)
SSPLとはMongoDBが2018年に作成したライセンスで
OSSコミュニティとクラウドベンダの間には色々因縁があったけど、Googleは 2019年にOSSベンダーとの戦略的提携を発表していたり、AWSも Grafanaとはパートナーシップを結んでいたり。
今回の件では、AWSは ElasticsearchとKibanaのライセンス変更前のコードからforkしたOSSを公開することで対応。
2019年にAWSが公開した Open Distro for Elasticsearch(参考: 「AWSが、Elasticsearchのコードにはプロプライエタリが混在しているとして、OSSだけで構成される「Open Distro for Elasticsearch」を作成し公開 | Publickey」)とは別だけど、元にはしているらしいし、今後どうなるかは不明。
参考: AWS、商用サービス化を制限するライセンス変更に対抗し「Elasticsearch」をフォーク、独自のオープンソース版へ | Publickey
こじれている…
自ブログの投稿「 GCP上でのETLいろいろ」からGCP Dataproc, Data Fusionあたりまで。